ぼくの中に“ デン ”といすわっている音楽がふたつある。
ひとつめは、ぼくが音楽をはじめるきっかけになったビートルズ。
はじめて聴いたときからだいすきだたった、そしていろんなバンドでドラムたたいてるときも、
もちろんb-flowerのメンバーとして活動してても、すきでいつづけられたビートルズの音楽。
ジョン・レノンのように歌いたい! あんなカッコイイコーラスをやってみたい!
そういう思いはいつまでたっても消えないもので、今もライブやレコーディングなんかで、ぼくの
根底に流れてるのは、そういう思いなのである。
ふたつめは、言わずと知れた「歌謡曲」。
本人の意志とは関係なしにテレビからラジオから流れてた歌謡曲。
気がつくと、思わず歌ってしまっちゃってた歌謡曲。
小さい頃から聴いていた(聴かされてた)演歌、ヒットポップスには、やっぱり
思わず口ずさんでしまうほどの影響を受けているのである。
僕自信が、何ものにもとらわれず、何の邪心もなく作った曲。
それには、やはりどこかビートルズと歌謡曲の香りがただよってしまうものなのです。
よく言えば「飾らない自分をさらけだした曲」とでも言いましょうか・・(カッコよすぎ?)
ぼくにとって、このアルバムの曲たちは、何回も聴いて思わず口ずさんでしまう曲たちです。
このCDを聴いてくれた人が、思わず口ずさんでくれたなら、それは僕の思うツボ。
おっと、その前に・・・買ってね!
岡部わたる
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