一曲目からゴキゲンである。ビートも言葉も音色も踊ってる。バンドが笑顔でプレイしている姿が目に浮かぶ。気づけば僕もニコニコ笑っている。アバンギャルドでソウルフルでポップでダンサブル。言うのは容易いが、やるのは至難の技である。彼らは底抜けのハピネスをダークサイドから放ってくる。あっぱれ、ソウル・フラワー・ユニオン。並のバンドではないことは知っていたけど、ここまでやるとは…。脱帽です。 布袋寅泰 「ダンスは抵抗」 そうだ、デモンストレーションでしか世の中をよくすることは出来ないと歴史的にも証明されているのである。表現し続けなければならない。まさに「世界の回答」。 2015年の国会前で中川さんと肩を並べて声を上げた日を思い出しながら聴いています。アルバム発売おめでとうございます。 中田亮(オーサカ=モノレール) ユニコーンでデビューして 当時はニューエストモデル 同じくらいの歳で 雑誌で対談のようなものをした事もあった アルバム聴いてたまげて 世の中は広いとおもった なんかそのまま 遅れないようにと頑張って 30年経った ソウルフラワーになって少しずつ変化もして 俺もおっさんになり お互いに続けられていることを嬉しかったり不思議におもったりもします あのころのああいう出会いが あん時は絶対大事だったと おもいます これはアルバムのコメントになっているのでしょうか アルバムが 悪いはずはないのはもう知っとるからいいか またね 奥田民生 ある意味、日本のロックの到達点なのだろうか。サウンドはROCK史そのもののようでもあるが、リリックはどれも新鮮でリアルだ。音楽が自らの血となり肉となる。湧き上がる原始の鼓動が脈を打つ。もう、抵抗のダンスを止めることなど、誰にもできやしない。 KO(SLANG) 2003年リリースのアルバム『シャローム・サラーム』参加から久しぶりにコーラスのレコーディングにお誘いいただいた。サウンドは益々シンプルに、且つ熱量を増している。楽しい録音作業だった。珍しい事にリリース前に新アルバムの曲をセッションする機会に恵まれた、なんとライブ映えすることよ!数日経った今も歌声が頭から離れない。皆さん、音源もライブもどうぞお楽しみになさって下さい! 真城めぐみ SOUL FLOWER UNIONの皆さん 2年ぶりの音を楽しみにしていたよ。 ゆっくり拝聴し満ち足りた気分でいます。 混沌と解放のサウンドが繰り返しやってくる…そして大団円、 これぞSOUL FLOWER UNION! このサウンドの密度と熱量はバンドが乗っている証でしょう。 1曲1曲を披露するにあたり長く聴きこまれ愛され蓄積された アイデアの量は半端じゃないけど、 すっきりストレートに鳴っているのはバンドの皆さんの技量の高さ があってこそ、なんだろうな。 「ロックを知るバンド」の音の佇まいは何でもアリの今となっては独特な刺さり方をするよ。 沢山の自由なリックが散りばめられているけど伝統的な、というか60~70年代の まとめ上げ方がされてる。 長い時間と想いが今の音に乗っかって…こういうサウンド、嬉しいんだよな。 新作を聴かせてくれてありがとう! 土屋公平 新作完成おめでとうございます。メンバーを見れば懐かしい顔ぶれ!横丁の裏通りにある「絶対閉店しない飲み屋」のように、いつまでも明りを灯して欲しいです。 吉井和哉 アルバムを聴くと、いろいろなアルバムを次から次へと連想する。 アルバムを何枚も引っ張り出してきて、次はどれを聴こうか準備を始める。 しかし、本当に素敵なアルバムは、全てを忘れて、衝動的にもう一度聴き直している。 うん、”住みついた”。 TAYLOW the原爆オナニーズ 中川敬の紡ぎ出す唄達、その唄達を彩り「リズムさせる」S・F・Uという塊<かたまり>。 俺にとってそれは、いつでも触れていたいってな塊ってわけではないが、「こんな時、そんな時」ってな時にゃあ、触れたい、浴びたい、向き合いたいってな大切なる存在であり続けてくれている…。 そして、その「こんな時、そんな時」ってのは、まさに今、現在であるかも…だ。ここに集まった唄達、Sound達の「出処」の探索の楽しみや興味はひとまず置いとく…..として、この「10の唄達」をまっさらな「スッピン」で浴びてみたい、感じてみたい…..。 今、現在、世界、世の中はきっと、必要以上の悲観ではない……かといってまさか必要以上の楽観ではない、そんなぎりぎりの意思と行動が求められている…..はず….だ…..。 響け!「音楽」! SOUL・FLOWER・UNION 西暦2020年、年の瀬、「ハビタブル・ゾーン」というポジティブな意思と姿勢に敬意と祝杯を、yeah!! 仲井戸“CHABO”麗市 パンデミックという状況にあっても、曲が求める疾走感を失わないようにどう踊り続けるか、その一点を貫くところがいつもながら頼もしい。しかもアイデアが層になって組曲化したタイトル曲や、「ストレンジャー・イン・ワンダーランド」「ダンスは抵抗」など名曲揃いだし。中でもサイケ期から10ccくらいまでの英国ロックのエッセンスを洒落た分数コードに置き換えたような「夜を使い果たそう」が白眉の出来。流星のようなスライド・ギターを合図に詩が降って来る。 直枝政広(カーネーション) 始めに歌ありき、という事だろう。 すべてが歌に寄り添っている。 シンプルでストレート。 スタンドプレイなしのバンドサウンドで貫いている。 奇をてらっていない分、好感が持てる。 村越弘明 ハビタブル・ゾーン=生存可能領域。これはソウル・フラワー・ユニオンという傑出したバンドの存在証明であると同時に、日本のレベル・ミュージックが(地に近き場所では)絶えることなく引き継がれてきたことの証であり、音楽表現の可能領域の証明でもある。 30年近く続くバンドが深化を重ねながらもこれほどアクチュアリティーにこだわり続ける姿をみたら、絶望しては居られない。 今日もまた新しい歌を書いて、書いて、書き続けて、僕も歩いていく。 七尾旅人 ソウル・フラワー・ユニオンのファンは幸せだ。中川敬は優しくて強い。ずっとずっときみの味方でいてくれる。若い頃自分にもこんな友だちがいたら人生はもっと豊かだっただろうと思うと、聴いていて泣けてきた。 曽我部恵一 どんな時代でも長いキャリアを持つロックバンドのアルバムは深い響きを携えています。新型コロナ蔓延のとんでもない時代。とんでもない時代だからこそアーティストの器の大きさが見えます。ソウルフラワーユニオンの新譜を聴いて、そのブレない姿勢に感銘を受けました。お互いに頑張りましょう。 加藤ひさし(THE COLLECTORS) HABITABLE ZONE・・・タイトルからして素晴らしい! それはあらゆる音楽の、あらゆる国々の、あらゆる血の隔たりを超えて鳴らされる、慈しみのシュプレヒコール。 長きに渡ってブレないアティテュードを紡ぎ続けるソウル・フラワー・ユニオンを心からリスペクトしています。 全てのミュージシャンが彼らのような意識で音を放ってくれたら、この星はより素晴らしい場所になり得るのに。 ジョンが生まれて80年。旅立って40年。現在はSFUが存在してくれる。 SUGIZO 未知の大疫病が皮肉にも世界をひとつにしてしまった年に、ソウル・フラワー・ユニオンの新作が出ます。この状況にあって彼らの音楽は一層甘く、やさしく、遠い昔のソウル・ミュージックのようにぼくらをうっとりとさせます。集うことも、歌い踊ることもできない時代に、それらの喜びを忘れてしまわないために。 ドレスコーズ 志磨遼平 くっそぉー、やっぱりやりよんなぁ中川敬。このアルバム作品は、僕らが心を躍らせて聴いてきた古の欧米ロックミュージックの歴史と明らかに地続きであり、ロックミュージックが辿り着いた現状理想形かつ最新形の一つなんと違うやろか?他の多くの日本のロックバンドやロックアーティストが何故か関わることを避けてきた政治や社会のあり方に対するプロテストの領域を結成当初から堂々と切り拓き、様式としては凡そロックとは程遠い様々な音楽をも血肉化し続けた結果、この2020年に自身として最高作を完成させると同時に、最もカッコいいロックバンドとなった。ロックバンドはカッコいいのが一番やもんな。これを聴いて、世の“音の様式だけロックバンド&ロックミュージシャン”は何を感じるのだろうか。 八野英史 (b-flower)  ソウルフラワーユニオン「ハビタブル・ゾーン」を聴いて  それにしてもこのサウンドの洗練度は凄まじいものがある。  中川敬の一徹な音楽への思いと熱情が、すでに円熟の域に達したといっていい“新生”ソウルフラワーユニオンの凄みと暖かみの増した、こくのあるロックンロールサウンドと、非常に高い次元で融合している。知的でポップで豊潤な中川ワールドのサウンドが次から次へと展開していくさまは本当にどこまでも心地がいい。  そして、我々の心がこのアルバムから受け取るのは、意外にも静謐といっていい空気を纏った、中川敬のあらゆる矛盾を孕んだ「やさしさ」なのだ。  俺は言う。ハードで、辛くて、悲しくて・・・絶望とはかなさの現実世界の果てにたどり着いた音楽の祭典。それがソウルフラワーユニオンの「ハビタブル・ゾーン」だと。  残念ながら俺は新生ソウルフラワーユニオンのステージをまだ一度もみたことがない。来たるライブには必ず足を運ぶつもりだし、出来ることならばライブハウスだけではなく、是非とも音響のいいコンサートホールで、ソウルフラワーユニオンの上質な音の世界を、心ゆくまで浴びたいとひそかに願っている。    今日も中川敬は表現者の業を悲しいぐらいに胸にいだきながら荒野を歩いている。 「ハビタブル・ゾーン」、言わずもがなの傑作。 中川敬ってやっぱり凄え 2020年12月15日 宮本浩次 俺は、世界の状態や動向も当然気になるけれど、音楽を忘れたことはない。 ここの処、購入したCDはMOTOWNのHitsの何番目かだった。 「川のない橋」は、タイトルと歌詞から先に読んだが、The Rolling Stonesの「She’s A Rainbow」をイメージした。 時に、高木克君は俺のソロバンドでPlayしてくれているが、彼のギターと想像力は、並々ならぬものがあると、今でも思っている。 そこが、そのソウルフラワーユニオンなのか、何処からなのかは分かっていない(笑)。 でも、そこまでPopに消化できるのは、見習いたい。 俺は、学校給食はハンガリアンシチューより、ビーフシチューが好きだ(笑)。 マッスルショールズで録ったものを期待してしまうのは、俺だけか(笑)。 行きたいね。そんなスタジオが近くにあったら、コンパスポイントでもね。 中川さんは、テンプテイションズとか好きなのかなあと思いました。  大江慎也 THE ROOSTERS 最強のバンドは分断の進む世界をダンスで救うのです。1曲目からビリビリ走る電気ショックは、ガキの頃から変わらない。 表現者にとっては自由を奪われる1年。皆んな下を向いてる時期があった。そんな折に、魂を解放する新作をありがとう。こんな時にこそ傑作残すから、ソウルフラワーユニオンは未だに最強! 片山尚志(片山ブレイカーズ&ザ☆ロケンローパーティ) 隠してるフリしてもカラ元気でツッパってみても、ふと気がつくとデッカい溜息をついてしまってる自分が居て、「ダメだダメだ!こんなんじゃダメだ!」…だなんて考えつつもグルグルとそんな事の繰り返しな2020年。コロナ禍。 イマイチな毎日の中で人の目を気にしちゃってる “カッコつけマン” な俺の元にソウル・フラワー・ユニオンのニューアルバム『ハビタブル・ゾーン』が届いた。 ソウル・フラワー・ユニオンが放つ音を聴いて、中川さんの唄を聴いて…そんな “カッコつけマン”の俺に向かってソウル・フラワー・ユニオンの皆さんは内臓をえぐる位のカンチョーを放ってきた。キイタゼ。 カッコつけてる場合じゃねぇ…。 自分の気持ちに正直行けばいいんだ。 嬉しくて嬉しくて…音楽を聴いて嬉し泣きするってな不思議な体験を久しぶりにした!笑って怒って泣いてハシャゲば良いんだ!ついついそんな事を忘れてた気がする。何度でも変転するし、これからも何者にでもなれる。音楽が舞い戻ってきたんだ。 同じ時代に生きて、こんなアルバムを創って聴かせてくれたソウル・フラワー・ユニオンに感謝します。本当にありがとう!!! 珠玉のダンスチューンの渦の中で早くポゴダンスで跳ね回りたいぜ!この音楽が世界中に響き渡りますように…。心から。 Go!(JUNIOR)