この地震が起きる寸前まで、初のアコースティック・ソロ・アルバム(中川敬『街道筋の着地しないブルース』)のレコーディング作業を続けていました。その中に、ソウル・フラワー・ユニオン「満月の夕
(ゆうべ)」(1995年2月、神戸と大阪を往復する中で作った曲)のセルフ・カヴァーがあります。阪神淡路大震災から16年目の1月に録音して、まだミックス途中段階のラフな状態なのですが、聴きたい方のためにネット公開することにしました(5.11にマスタリング前の音源に更新しました)。
何の確信があるわけでもなく、You TubeやTwitter等で被災地の方々からいただくメッセージを読み、本当に聴きたい人だけに向けて、唐突に思いついた公開です。
被災した人たちの心痛、無念、不安…を思うと、胸が痛みます。そして、被災地の方々からの言葉、ブログ等でメッセージを発している人たちの言葉に、被災していない俺自身、勇気づけられています。今、無力感に苛まれる自分自身を責めるのではなく、いたわり合い助け合う気持ち、相手を思いやる気持ち、心だけでもまず繋がっていくことが大切だと思います。
関西から、みなさんの無事を心より願っています。
中川敬(ソウル・フラワー・ユニオン/ソウル・フラワー・モノノケ・サミット)