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ソウル・フラワー・モノノケ・サミット
第8回ゆめまつり風フェスタ in ながた
date 2003/05/11
title 第8回ゆめまつり風フェスタ in ながた
place 神戸市長田区・長田神社境内
members ソウル・フラワー・モノノケ・サミット【中川、ヒデ坊、奥野、河村、中西、洋子、樋野】
setlist

1、美しき天然

2、水平歌〜農民歌〜革命歌

3、聞け万国の労働者

4、アリラン

5、安里屋ユンタ

6、満月の夕

7、復興節

8、東京節

9、さよなら港





 当日はあいにくの長雨。午前7時から現場で始まった実行委員会議では、終日雨との予

報から、屋外でのプログラムは中止と決定。拍子抜けしたのも束の間、連絡を取り回した

り変更内容の見直しを図ったりと右往左往。そうこうしている内にも、中止との報せにも

めげないミュージシャン達が次々と来場。こんな悪条件でも足を運んでくれることに感謝

一杯の関係者数名は、中止の報せを受けた観客の心情と、TここUに居る出演者の顔を秤

に掛けました。その話合いも2〜3度目のころ中川敬氏登場。一旦中止発表したものを今

更と渋る主催者に、「俺が責任とるからええやん。やろうや」の一言で演奏決定(たまに

男前なこと言うんよねえ)!

 電源確保に商店街のオッチャン嬉々として走る、車椅子のオヤジよだれ流してほく

そえむ、雨に濡らすまじと機材搬入に、関係者も無関係者もはっやい早い。やれば出来る、

セッティングまで10分ちょっと。かくして小さな屋根の隅っこで演奏は始まり、私は "

そら"の子守りに境内をぐーるぐる。イベントって何やろう。諦めずに来た甲斐あったと

喜ぶ観客。遠くから来たにも関らず中止と聞かされ、会場を後にしたと怒るであろう観客。

その怒りを危惧し中止と唱え続ける主催者。嘘みたいな隅っこで、ステージも組んでも

らえぬ冷遇をよそに、そこに居る誰かの為に演奏するミュージシャン達。健康優良児"そ

ら"を腕に、私の頭も境内の奥までぐーるぐる。誰かを喜ばしたくて、励ましたくて、厳

しい現実を少しでも遠のけたくて、避難所や仮設住宅でイベントやって来た事を思い出し

た頃、モノノケの演奏が終了。そして近づきながらモノノケパワーに敬服。演奏前は観客

も関係者も困惑したような、不安気な表情だったのが一変。あの方もこの方もその方もど

の方も、みんな歯を見せて(歯茎まで見せ大喜びの人も私は見た!)笑顔そこかしこにこ

ぼれている。ダルダルの腕から力がすうっと抜け、「ええやん!こんな事も有るわいな!!」

と誰かに吠え付きたい気持ちが熱く湧いてきた丁度その時、朝からの雨で体温が上がっ

て来てることに気付いた。「あかん、風邪ひいてるやん! 私……」



ボランティアグループ・すたあと長田/金田真須美

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