JET JET COASTER

1996

suite supuesto!  TOSHIBA-EMI

TODT-3655 ¥1,000 (Tax in)

 

1 JET JET COASTER
2 昼顔海岸
3 JET JET COASTER
    (instrumental)


 

 

JET JET COASTER
 

海風がキリン草を揺らして
土曜日の遊園地の光

「大好きだわ」とか軽々しく 
ほら君が言うから
加速度がついて
ときめきにヒュッと落ちてく

青くもなくて 誰も悲しまない
無実のままの恋なんて ウソさ
世界の声を笑いとばし進む
どうしようもない 僕達なんだもの

ぐるぐると回る水平線や
襲い来る新しいパノラマ

ただなすがままにスクリューに
もう身をまかせちゃえ
止まるはずないよ
どうなったって知らないからね

涙もなくて 争うこともない
無傷のままの愛なんて ムダさ
世界の頬を紅く染め抜いてく
どうしようもない 僕達なんだもの

ループwp抜け出たコースターは
クレーンより高く 天国へとまっしぐらさ
ラララ

しゃべり続けてるスピードは
時速を越えて
終わるはずないよ
どうあがいたって楽しいだけ

青くもなくて 誰も悲しまない
無実のままの恋なんて ウソさ
世界の声を笑い飛ばし進む
どうしようもない 僕達なんだもの


 

 

昼顔海岸
 

半袖ではしゃぐ子供達
昼顔のつぼみは固く

海岸に置き去りにされた
ボロボロのビーチパラソル

粒の荒い モノクロの景色眺める
僕の頬や手のひらに 春の雨

桟橋から島行きの船が出るたび
大きな波 砂を 岩を 激しく洗う

日焼けして色あせたシャツが
濡れていく 細かな雫に

白く煙る 空港へ向かう飛行機
風の向きか 音さえも聴こえない

今度いつか ここへ来るのなら晴れの日
空も青く きっと きっと つぼみも開いて

桟橋から島行きの船が出るたび
大きな波 砂を 岩を

遥か沖へ 遠くなる船の汽笛と
静かな波 やがて やがて

遥か沖へ 遠く